大学関係の本のレビュー

―under construction―

※評価は独断と偏見に基づき、やや辛めにつけることにします。


〈読了〉

消える大学 残る大学 全入時代の生き残り戦略

消える大学 残る大学 全入時代の生き残り戦略

評価:★★★☆☆

読書メモ:消える大学残る大学−全入時代の生き残り戦略− - jotunの覚え書

著者はICUを卒業し、アメリカで学位を取得して教育にも従事。
帰国して日本の大学運営に携わるが、既存のシステムは不合理な面が多いと感じたとのこと。

「ミッションを明確にせよ」との主張は、中堅以下の私立大の経営には重要なのだと思います。
日本の大学の現況に関する統計データも適宜引用されており、悪くない印象。


博士漂流時代  「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス)

博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス)

評価:★★★★☆

大学の運営ではなく、博士号取得者のキャリア設計の話が中心ですが、ここ数十年の高等教育行政や科学技術行政に関しても詳しく書かれており、勉強になりました。




〈読んでる〉

大学院教育の国際比較 (高等教育シリーズ)

大学院教育の国際比較 (高等教育シリーズ)

各国の大学院制度を詳細に比較・検討。
歴史的な経緯なども詳しく述べられている。


高等教育質保証の国際比較

高等教育質保証の国際比較

COEの成果なども踏まえた考察のよう。



積ん読

教育改革の展開

教育改革の展開

国立大学法人の内部監査―東京大学における内部監査実践例

国立大学法人の内部監査―東京大学における内部監査実践例