オープンガバメントの未来

最近、経産省の「オープンガバメント」(「国民の声募集!」的な)関係のサイトをいくつか眺めてました。
政治関係リンク - jotunの覚え書

んで、今までのは実験的な試みだったみたいですけど、今後もそれを続けていき、永続的なオープンガバメントのあり方を見極めたい、ということらしいです。
http://openlabs.go.jp/2010/10/21/ikenbosyu/


実際、「国民の声」(最近実施されていたオープンガバメント企画の一つ)でも、「このサイトを一定期間だけで終わらせないで!」(このときは3週間限定だった)という要望が多かったので、いずれ何らかのサイトで常時国民の意見を募る、ということになると思うのですが、そこで気になるのはサイトに寄せられる意見の「質」。
「国民の声」のように期間を定めて実施した場合でも、ある程度時間がたつと参加者が爆発的に増え、それとともに意見の質も急激に悪化する、という感じでした。


最近はそれ以外の政治関係のサイトも覗いてみてるんですが、情報・機能に関して優れているサイトがいくつかあるようです。
例えばYahoo!みんなの政治 最新の政治動向が分かるなんかは、政治家の人気投票や政策への意見などが投稿でき、システム的には充実しているのですが、寄せられる意見の大部分が、政治家を罵倒する内容だったりするので、正直国政にはあまり寄与しない感じです…w


経産省のオープンガバメントも、永続的に意見を募集することになれば、寄せられる意見の質が下がり、コスト(サイト運営の手間、意見集約の手間等)に見合うだけの成果(国政に生かせるような意見)が得られないかもしれません。


どうするのかな…?
何か対策があるんでしょうか?
お手並み拝見という感じですね。
(もしかしたら具体的な策はまだないのかもしれないけどw)